IndeedPartner LIVEに登壇!
- kadooka92
- 7月9日
- 読了時間: 5分
更新日:7月17日
〇テーマ:「セールス×AI」時代の到来。
~セールス現場におけるAIの有効活用へ向けて~
〇会場:日本橋三井ホール
〇開催日:2025年5月22日
Indeed Japan株式会社様主催のパートナー企業様向けのイベントに登壇しました。会場である日本橋三井ホールはほぼ満席で、さらにオンラインでの参加の方も含めて大変多くの方々にご視聴頂きました。
アンケート結果では、ご参加された多くの方が「とても満足」と 回答して下さいましたとのこと、 私自身も大変嬉しく、 まさに 「とても満足」 してお ります。

今回の講演では、これまで私がお話ししてきた生成AIに関する話ではなく、主催者様から、「視聴された方々が今日から役に立つ生成AIの活用方法について具体的に紹介して欲しい。」とのご依頼を頂きました。
しかしながら、私自身は Indeedのパートナー企業の方々が日頃どのようなお仕事をなさっているのか全く理解していませんでした。そこで、生成AIを駆使して講演資料を準備しました。生成AIがなければ私の講演は実現しなかったと痛感しています。
その概要を以下にご紹介します。
1.生成AIの現状と未来
まずは経営層の方々向けに、 生成AI市場の需要額の見通しについて紹介しました。 2030年には世界で2,110億ドル、日本では1兆7,774億円の市場が、年平均47.2%増の勢い で成長すると予測 (出典: 注目分野に関する動向調査2023 JEITA 電子情報技術産業協会) されています。 しかし、 企業アンケートの結果では、 生成AIを業務で使用中の企業は、海外では80%を超 えているにもかかわらず、 日本国内では47%程度しかありません (総務省 (2024))。 また 「使い方がわからない」 方が約40%いらっしゃる (総務省 (2024))。 生成AIは人々の生活や企業の業務を改善し、 発展させるためのツールです。 いかに早く導 入して業務の効率化を図り、 従業員満足度を向上させるかが課題です。 そのためには専門家の支援を受けられることをお勧めします。
2.生成AIの基本的な使い方
まずプロンプト作成の基本を紹介しました。ただ、最近のAIは推論が可能です。この機能を使うことにより、生成AIが素晴らしいプロンプトを瞬時に作ってくれます。
3.各部門での生成AIの実践的な活用方法
□営業部門
新人営業のペルソナを仮想的に設定しました。この方が生成AIをフルに活用しながら受注に成功するまでのプロセスを具体的に紹介しました。まずは探客プロセス、次に提案資料作成プロセス、そして提案プロセスやフォローアップに至るまで、生成AIをどう活用してどのような成果が出るのかを具体的に説明しました。
□運用部門
広告運用や求人効果のデータを分析する業務において、生成AIを活用することにより何が出来るかを具体的なプロンプトを作成し、それによって生成AIがどのようなタスクを実行してくれるかについて具体的にご紹介しました。分析データの可視化など生成AIは瞬時にやってくれます。ただし、ときどき間違った表示をするのでしっかりチェックすることが重要です。
□制作部門
この部門の方々向けには、仮想クライアントを設定した上で、求人原稿の作成のすべてのステップで生成AIを活用する事例をご紹介しました。ヒヤリングシートの作成からコンセプト設計、キャッチコピー、ビジュアル案の作成など、生成AIが寄り添って支援してくれます。
4.明日から、これだけはやってみましょう!
最後に、生成AIの活用の秘訣についてお話ししました。特に大切なことは、生成AIを「『ヒト』だと思って会話をすること」です。
価値を感じていただき、講師冥利に尽きる瞬間でした。
所感と御礼
ご依頼を頂いたときには、「いつもの内容でお話しをすればよい」と思っていたのですが、主催者様とのミーティングを通して、求めておられることは人事業界のセールス活動においてより実践的に役立つAIの活用方法であることがわかりました。 しかし、私自身は人材紹介サービスに関しては全く知識がなく、 どのように準備したらよ いのか正直とても悩みました。 そこで生成AIのDeep Research機能を使ってこの業界のことを学ぶところからスタートしました。 そして一旦はそれなりの資料を作成したのですが、 いかに優れた生成AIを活用しようとも、 Indeedのプロダクトの実態とパートナー企業の皆様の実際の仕事内容とはギャップがあり、 主催者のスタッフの皆様と内容を調整しながら、皆様にお役立ていただきそうな詳細な資料まで持っていくことができました。 お陰様で、講演の準備を通して、 生成AIと、 現場を知るプロフェッショナルとの連携がいかに重要であるかを学ばせて頂きました。
今回のIndeed様の極めて重要なイベントにおいて登壇の機会を頂きましたこと、そして講演の直前までしっかりと講演内容の調整のご協力を頂きましたスタッフの皆様に心より感謝を申し上げます。 今回の私の講演が、Indeed様やパートナー企業の皆様のお役に立てたのであれば、 望外の喜びです。 皆様が生成AIをフルに活用されることにより、益々ご発展されますことを心より祈念申し上げます。




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