熊本県)上益城郡校長・教頭等合同研修会における教育講演会に登壇
- kadooka92
- 8月24日
- 読了時間: 3分
テーマ:AIのこれまでと未来
~AI時代に生きる心得~
日時:2025年8月2日(土)
対象:郡内の小・中学校長及び教頭等、行政等に出向中の管理職 約80名
場所:水前寺共済会館(熊本市中央区)
上益城郡校長会の冨士川晶三会長(益城町立益城中学校長)からのご依頼により、私の故郷である上益城郡の先生方に僭越ながらお話しをさせて頂きました。
実は、10年前の2015年11月に竹馬の友である御船中学校の河田知治校長(当時)からのお招きで上益城郡中学数学研究会で「スーパーコンピュータが拓く未来」というテーマで講演を行ないました。そのときの講演を聴いて下さっていた先生方からのご要望もあり、今回もお招き頂いたとのことでした。
このような機会を頂きましたことに、冨士川会長はじめ関係されました先生方に心より御礼を申し上げます。

□講演で先生方にお伝えしたかったこと
講演は、私が上益城郡清和村(現在は山都町)で過ごした小学校の頃からの話から始めました。清和小学校3年生のときの担任であられた井芹ミツエ先生が、毎日耳にタコができるくらい仰っていた「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。」という上杉鷹山の言葉が、私の座右の銘になっていること。さらに小峰中学校の渡辺千秋校長(当時)が当たる前のこつば、当たる前に出来(でく)る人間になれ!(熊本弁です)」と日々仰っていたことを例にあげて、先生方の日々の一言が子供達に物凄い影響を与えることをお伝えさせて頂きました。
AIに関しても同じです。先生方が「AIを使うと頭が悪くなる」という一部の言論を信じて、そのようなことを子供達に押し付けてしまうと、子供達はAIを活かして成長するチャンスを失くしてしまいます。「AIは包丁と同じ」なのです。使い方を間違えると凶器になりますが、正しい使い方を教えてあげれば、とても美味しい料理を作ってくれて、人々に至福の時間を与えてくれる道具なのです。
先生方の指導次第で、子供達のAIに対する姿勢は大きく変ってくると思います。
ぜひ自らAIを使いこなして、その経験をもとに子供達にご指導頂ければと考えています。
今回の講演では、大変僭越ではありますが、私の故郷で活躍されておられる先生方にそんな「私の想い」を伝えさせて頂きました。
□進化するAIとAI時代に生きる心得
AIに関しては、AIが文字でチャットするだけでなく、目を持ち、耳と口をもし、さらには五体を手に入れて、社会現象をシミュレーションし再現することも出来るようになっていることをご紹介しました。その先には汎用人工知用AGI (Artificial General Intelligence)、そして超人工知能ASI (Artificial Suepr Intelligence)が誕生しようとしています。
その上で、そのような時代に生きるための心得をお話しさせて頂きました。
今回は、NotebookLMを使って上益城郡の教育事情についてPodCastを作ってみました。こちらにありますので、ぜひクリックしてお聞きください。
講演会の後の懇親会では、多くの先生方とお話しをさせて頂き、大変ありがとうございました。先生方の教育への情熱をしっかりと受け止めさせて頂きました。

先生方の益々のご活躍をお祈りしつつ、上益城郡の子供達のさらなる成長と発展を心より願っております。
本当にありがとうございました。
コメント