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(株)ミロク情報サービス様のパートナー様向けイベントに登壇(2026年9月16日)

kadooka92
2 日前
読了時間: 5分

□テーマ:生成AIのこれまでと今後の展望

     ~AI時代に生きる心得~

□対象:ミロク情報サービス様のパートナーの皆様(約80名)


 2026年9月16日、ミロク情報サービス様(こちら)のパートナー様向けイベントにて基調講演を行いました。

皆様には、終始とても熱心にご聴講いただきました。心より感謝申し上げます。

 今回は、AIの歴史や生成AIの進化、今後の展望に加え、お客様の業界を調査・分析し、提案資料の作成につなげる具体的な活用例をご紹介しました。そして、AIの能力が高まる時代に、私たち人間は何を大切にし、どのように自分自身を高めていくべきかについてお話ししました。

講演中の様子
講演中の様子

講演の主な内容をご紹介します。

□AIの歴史と、進化する生成AI

まず、推論や探索を中心とした第一次AIブーム、専門家の知識を活用する第二次AIブーム、そして機械学習・深層学習から大規模言語モデルへと至る流れを振り返りました。

その上で、生成AIが、文字によるチャットから画像や動画の生成へ、さらに「目」を持って画像の内容を理解し、「耳と口」を持って人間と会話するようになったことを、具体的な事例とともにご紹介しました。

また、映像の中で現実世界の動きを再現しようとする動画生成AIや、ロボットと結びついて「五体を手にしたAI」にも触れ、AIの活躍の場が、画面の中から現実の世界へと広がりつつあることをお伝えしました。


□業界調査から、お客様に伝わる提案資料へ

 今回、特に実務への活用例としてご紹介したのが、AIを活用した業界調査と、その結果をもとにした提案コンテンツの作成です。

 題材としたのは、地方の中小建設業を想定した架空の企業「ミライ建設」です。まず、AIを使って業界の経営課題やバックオフィスのDXについて調査し、分析レポートを作成。そのレポートとミロク情報サービス様の紹介資料をもとに、経営者に向けた提案スライドや、提案内容を伝える短い動画を作成する流れをご紹介しました。

 提案の出発点は、製品の機能を並べることではなく、お客様が何に困り、どのような未来を目指しているのかを理解することです。現場とバックオフィスの情報がつながらないという課題に対して、業務や経営をどのように改善できるのか。その筋道を、図や映像も使って伝えていきます。

 AIは、調べものや文章作成を任せるだけでなく、戦略立案や提案書作成を一緒に進めるパートナーにもなります。ただし、生成された内容が正しいか、お客様の実情に合っているかを判断するのは、私たち人間です。


□「答えるAI」から「仕事を進めるAI」へ

 AIの今後の展望として、汎用人工知能AGIや超知能ASIの考え方に触れるとともに、AIエージェントについてお話ししました。

 質問や指示に対して回答を生成する使い方に加え、目標を受け取ったAIが、計画、調査・実行、確認を繰り返して一連の作業を進める。こうした「AIエージェント化」によって、AIに任せられる仕事の範囲が広がっていきます。

 身近な活用例として、AI関連のニュースを定期的に収集し、要約と出典リンクを付けて届ける仕組みもご紹介しました。人間の役割も、毎回細かな指示を出すことから、目的を明確に伝え、途中経過や成果を確認することへと変わっていきます。


□AI時代に生きる、3つの心得

 講演の後半では、私自身の生成AI活用例とともに、AI時代に生きるビジネスパーソンの「3つの心得」をお伝えしました。

心得その1:問題発見能力(創造力)を鍛える

 AIによって、一人で取り組める仕事の範囲は大きく広がっています。その中で、最も上流にあるのが「何が問題なのか」「何を解決すべきなのか」に気づく力です。技術があっても、取り組むべき問題が見えていなければ、その力を生かせません。問題を発見し、AIとともに解決することが、社会を豊かにする出発点になります。

心得その2:AIと友達になる

 AIの力を引き出すには、AIを知るとともに、自分のことも知ってもらう必要があります。自分の立場や目的、困っていることを伝え、対話を重ねる。友達と接するようにAIと関わることが、使いこなすための第一歩です。

心得その3:己を磨く

 AIに任せられる仕事は任せ、生まれた時間を、自分自身を磨くために使う。知識や技術を高めるだけでなく、人間としての感性を磨くことが大切です。感性が高まると、これまで気づかなかった問題や課題が見えてきます。

そして、見えてきた問題を再びAIとともに解き、生まれた時間でさらに己を磨く。この成長のスパイラルを回すことが、AI時代の自己実現につながると私は考えています。


□AIの上に立ち、AIをコントロールする

 最後に強調したのは、AIの言いなりになるのではなく、人間がAIの上に立ち、AIをコントロールすることです。

「AIと友達になる」ことから始めても、そこでとどまっていてはいけません。何を目指すのかを自分で決め、AIに仕事を任せ、その成果を自分の責任で判断する。そのためにも己を磨き、問題発見能力を鍛え、AIとともに解決に取り組むプロフェッショナルへと成長していくことが重要です。


 今回の講演が、皆様にとって、AIを日々の業務やお客様への提案に生かし、ご自身の可能性をさらに広げるきっかけとなれば、望外の喜びです。

 講演の機会を頂きましたミロク情報サービス様に心より感謝申し上げますとともに、パートナー企業の皆様の益々のご発展と、ご聴講くださった皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

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