母黌:熊本県立済々黌高校進路講演会に登壇
- kadooka92
- 7月17日
- 読了時間: 3分
〇テーマ:生成AIの現状と未来、そしてAI時代に生きる心得
〇日時:2025年7月1日(火)
〇場所:熊本県立劇場
昨年の11月に名古屋において開催された済々黌高校の東海地区同窓会での講演に続き、今回は母黌(済々黌では母校のことをこう書きます)済々黌高校からご依頼を頂き、恒例となっている1年生向けの進路講演会に登壇しました。
参加者は、1年生約400名とその保護者約350名、合計800名近い方々が熊本県立劇場にて、私の講演を聴講されました。
済々黌高校のホームぺージにも記事が掲載されています。こちらです。

今回は、一般の方ではなく高校生、しかも入学して3か月が過ぎたばかりの生徒さんが対象ですので、AIを紹介するときの事例についても新しく作成しました。

講演では、冒頭にスマートフォンにインストールしたChatGPTアプリに私の紹介をしてもらいました。予め私の情報をネットで収集して学習させておいたのですが、今回は済々黌高校出身であることを前日に学習させておいたのですが、ちゃんと紹介してくれました。
また「耳と口を持った生成AI」のところでは、Gemini 2.5ProのDeep Researchを使って済々黌に関する調査報告書を作成してもらい、その結果をNotebookLMを使って、男性と女性の声で済々黌のことを紹介してもらうPodCastの実演も行いました。ただ、AIは漢字の読みが苦手らしく、何度注意しても「済々黌」のことを「ずいずいこう」と読んでいました。
今回は、「高校生のための生成AI活用術」として、以下の活用方法を具体的に紹介しました。日々の学習に少しでも役に立ててくれると嬉しいところです。
・英語:英会話やライティング等への活用方法
・数学:2次関数の問題の解法の解説
・古典:枕草子の一節の解説
・現代社会:複雑なニュースや概念の解説
講演の最後に、私が済々黌を卒業して今日までの間に学んだ夢を実現する5つのポイントを紹介しました。後輩のみなさんが、どれかひとつでも心に留めてくれればうれしいです。
1.「想い」を持つこと
「心想事成」 富士通(株)元副社長 大槻幹雄氏
2.当たり前のことをバカになってちゃんとやる(ABCの原則)
チャンスは必ず、しかも突然訪れる。掴むためにも日頃の準備が必要。
3.人として当たり前のことをやる:人には親切に。困った人には手助けを。
敵を作らない。悪口を言わない。必ずブーメランのように返ってくる。
4.出来るか、出来ないかではなく、どうやったら出来るかを考える
自ら壁を作らない。兎に角やってみよう!
5.そして、やり切ること
自分が納得できるまでやり切ること、結果は後から付いてくる
夜は同心会(一般の学校の保護者会に相当)の皆様が懇親会を開催して下さいました。
先生方や保護者の方々と交流することができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
最後になりましたが、このような機会を作って頂いた済々黌高校の先生方、そして同心会の皆様に心より御礼を申し上げます。
後輩の皆さんが、AIだけでなく、今後出現するであろう新しい技術をフルに活用し、それぞれの「想い」を実現してくれることを心から祈念しています。





コメント