8月22日に熊本県上益城郡山都町の山の都サテライトオフィス白糸にて、ブロックチェーンを活用した分散システム「Web3とメタバース」の勉強会を開催しました。この勉強会は、ヒューマンテクノシステムグループ(本社:福岡市)のご支援により実現したもので、私はこの会社の技術顧問として参加しました。山都町役場からは楢林副町長はじめ関係者の方々、そして地域の活性化を目指すプロジェクト「山都ラボ」のメンバーも多数参加されました。
勉強会の様子
初めに、私からWeb3の核となる技術である「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)」や「DAO(分散型自治組織)」についての説明を行ないました。これらの技術は、デジタル資産の所有権の確保や、透明性の高い組織運営を可能にするもので、今後のデジタル社会での活用が大いに期待されています。
そして、(株)ヒューマンテクノシステムホールディングス・デジタルイノベーションセンターのWeb3.0エバンジェリストの井上直子さんが「Meta Quest2」を用いたメタバースのデモを実施しました。メタバースは、仮想空間での新しい生活の形を提案する技術として話題となっています。参加者は実際にこの仮想空間を体験し、その魅力と可能性を肌で感じることができました。
Meta Quest2を使ったメタバースの体験会の様子
Meta Quest2で体験したメタバースの世界
出典:ワールド名:ケセドの夏祭り-CHESED’s SUMMER FESTIBAL- プラットフォーム:VRChat 製作者:ケセドCHESED
この勉強会を通じて、山都町のみなさんがWeb3の技術やメタバースの可能性に触れることができたことは、大変意義深いものと考えています。今後、Web3技術を活用した新しいプロジェクトや取り組みが山都町で展開されることを心から願っています。この一歩が、町のさらなる発展と繁栄の道筋となることを期待してやみません。
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