山都町は、「九州のへそ」に位置し、この秋に国宝に認定されることがきまった通潤橋がある町です。
出典:山都町役場ホームページ
通潤橋の他にも幣立神社、五老が滝、清和天文台、棚田等の環濠資源と、清和文楽、八朔祭り、地蔵祭りなどの無形の資源も豊富にあり、さらには有機栽培発祥の地であり、地酒や和紅茶なども楽しむことが出来ます。
そんな魅力的な地域なのですが、人口減少が著しく、なかなか歯止めがかかりません。
そんな中、山都町役場の山の都創造課のみなさんが、山都町を舞台に自らの企画を実現したい人達にプロジェクトオーナになって頂き、町を挙げて応援していくプロジェクト「山都ラボ」が昨年より始まりました。
7月21日に町内のそよ風パーク(以下の写真)にて、令和5年度プロジェクトオーナによる発表会が開催されました。
出典 その風パークホームページ(https://soyokaze-park.jp/)より
プロジェクトオーナ1期生の巫女舞神楽継承プロジェクト(井上千代美さん)、ジビエスパイスの製品化へのチャレンジ(植村真穂さん)、山都町の「滝」を魅せるプロジェクト(牛島民雄さん)、山都の魅力溢れる衣服の制作(興梠優護さん)など7プロジェクト、そして、2期生として香りでSDGs(飯星秀美さん)、山都町の食材を活用した発酵調味料のサブスク(下田円美さん)、九州のへそラジオプロジェクト(竹下玲さん)、人、自然、未来を繋ぐ森林浴リトリート!(山下久留美さん)など7プロジェクトが新しく立ち上がりました。
みなさんの山都町を愛する気持ちがひしひしと伝わってきて、大変感動しました。このプロジェクトのみなさんの力を結集することにより、山都町がさらに素晴らしい地域になることを確信しました。
このイベントの冒頭に山の都創造課のみなさまからのご依頼により、「山都ラブのみなさまへ」というタイトルでショート講演をさせて頂きました。
山都町で生まれ育ってから今日まで、いろんなチャレンジングな仕事をリードしてきましたが、決して順風満帆ではなく山あり谷ありで、ときにはどん底に突き落とされることもありましたが、結果としていろいろな成果を出すことが出来たと思います。
そんな私の経験から、プロジェクトオーナの方々をはじめ参加者のみなさまに「自己実現のための4つのポイント」として、以下をお伝えさせて頂きました。
1.当たり前のことをバカになってちゃんとやる(ABCの原則:小宮一慶氏)
2.歩いて掴め、情報と人脈。徹底した現場主義
3.出来るか、出来ないかではなく、どうやったら出来るかを考える
4.人生はGive & Take (順番が大事)
少しでも故郷のために役に立つことが出来ればと考えています。
なお、このイベントへの参加は(株)ヒューマンテクノシステムホールディングス様のご支援により実現しました。心より感謝申し上げます。
以上
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