代表紹介
学歴
1973-1976
熊本県立濟々黌高等学校
1976-1980
熊本大学理学部数学科
1980-1982
九州大学大学院理学研究科修士課程数学専攻
修士(理学)号取得
2001-2004
金沢大学大学院自然科学研究科博士後期課程数物科学専攻(計算科学)
博士(理学)号取得
職歴と実績
2006
富士通研究所 ペタスケールコンピューティング推進室 主席研究員に就任。大規模スーパーコンピュータを有効に活用するためのアプリケーションの研究を開始。
東京大学新領域創成科学研究科の久田俊明教授(現 名誉教授)、杉浦清了教授(現 名誉教授)らと世界最先端の心臓シミュレータの研究開発をスタート。
JST産学共同シーズイノベーション化事業育成ステージ「高精度心臓シミュレータと超並列コンピュータ技術によるテーラーメード医療システムの実用化研究 」のシーズ育成プロデューサとして、東京大学大学院)久田研究室と研究をリード。
心臓シミュレータ 富士通(株)提供
1995
地図会社のゼンリンや角川書店にTokyoWalkerのコンテンツを提供して頂き、シャープの携帯端末ZAURUSを活用し、プロジェクト責任者として1995年に世界初の携帯端末向けインターネットサービス「WildBird」の企画・開発を行い、事業化を実現した。WildBirdは、長野オリンピックでの建設省の歩行者ナビゲーションシステムの実証実験に採用された。
2018
アイオワ大学篠崎准教授(現在、スタンフォード大学病院)とTDA(Topological Data Analysis)を活用したせん妄を検出するAIの研究を開始。
アイオワ大学にて
2007
富士通(株)に次世代テクニカルコンピューティング開発本部(スーパーコンピュータ「京」の開発部隊)が新設されると同時に、同本部に異動し、同本部内にアプリケーション開発統括部を設立し、統括部長に就任。ものづくり、防災、医療に貢献するシミュレータの研究開発を開始。特に医療へのスーパーコンピュータの活用を目標として、心臓電気生理学の世界的権威であるオックスフォード大学のDenis Noble教授との共同研究により心臓シミュレータの研究に着手、
オックスフォード大学
Denis Noble教授との会食
2017
(株)富士通研究所 AI研究所 特任研究員に就任。TDA(Topological Data Analysis)技術を活用した波形解析AIの研究をスタート。
1982
富士通株式会社に入社。交換機事業本部に配属。中南米担当のシステムエンジニア業務に従事。
コロンビア共和国 メデジン市
1992
特別プロジェクト推進部プロジェクト課長として、「電車の中でも片手で本を読める電子本」を開発し、角川書店、新潮社、ダイヤモンド社などを巻き込み新たな電子出版事業を企画。SF作家小松左京氏が絶賛。メディアにも多数登場。
電子本(実物)
1997
(株)富士通ビジネスシステム(現:富士通Japan)に出向。米国やイスラエルのベンチャー企業と連携して新規ビジネスを企画し、事業化を行なった。
特に VocalTech (イスラエル)の Voice over IP技術を活用したインターネット電話システムの事業化を行ない、日本テレコム(当時)や、複数の企業に採用された。これは日本におけるIP電話ブームの先駆けとなった。またNTTドコモとの共同開発を推進しWebサービス「Mopera」の立ち上げに貢献した。
出典:ダイヤモンドオンライン
2002
博士課程での研究成果をもとに(株)富士通研究所に異動し、主管研究員としてグリッドコンピューティングの研究開発に従事。CyberGRIPを開発し、事業化に貢献した。またFrance Telecomとの共同研究により、キャリア向けグリッドコンピューティングシステムの開発に成功した。
フランステレコムにて
受賞歴
2018
文部科学大臣表彰 科学技術賞
所属学会
日本計算工学会 PSE研究会 幹事
日本人工知能学会 会員